岩隈久志が21日に1Aで初のリハビリ登板 経過良好なら次は3Aのマウンドへ
右広背筋の炎症でDL入りしている右腕、3イニング&45~50球をメドに登板へ
右広背筋の炎症で故障者リスト(DL)入りしているマリナーズの岩隈久志投手が20日(日本時間21日)、傘下1Aエベレットでのリハビリ登板で2か月ぶりに実戦のマウンドに上がる。ロイド・マクレンドン監督は、このピッチング次第で、来週は傘下3Aタコマで登板させる方針を明らかにしたとMLB公式サイトが報じている。
大型補強を展開し、ア・リーグ西地区の優勝候補に挙げられていたマリナーズだが、地区4位と不振にあえいでいる。
2013年にオールスターに選出された日本人右腕は、4月下旬に背中部分の痛みを訴え、DL入りした。プレーオフ出場に向けて早期復帰が望まれるが、記事によると、指揮官は「一歩一歩やるしかない。どうなるか様子を見てみよう」と説明し、慎重な調整を続ける方針を示したという。
岩隈はエベレットで3イニング、45~50球をメドに投げる予定。この結果と患部の状態次第で、来週はタコマでリハビリ試合に登板する予定だ。岩隈はDL入りするまで3試合に先発して0勝1敗、防御率6.61という成績だった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count