エルドレッドが決勝2ランで広島を連勝に導く 「いい仕事ができた」

新井の粘り、赤松の盗塁に「もっと集中力が上がって、自分の仕事をしようと思った」

 広島は不調のDeNAを破り、交流戦明け2連勝を飾った。先発のジョンソンが7回4失点の粘投で6勝目(3敗)。打っては1番・丸が3安打3打点、5番・エルドレッドが決勝2ランと、打つべく人が打って8-4で快勝した。

 主砲がひと振りで勝利を引き寄せた。序盤はシーソーゲームとなり、4-4で迎えた7回。先頭の新井が、中継ぎに配置転換されたDeNAのモスコーソに2球で追い込まれながら粘り、5球目をセンター前に運ぶ。さらに、エルドレッドが打席に入ると、3球目で代走・赤松が盗塁に成功した。

「自分の前の打者があれだけ粘って出てくれて、そして代走の赤松がいいところ盗塁して、得点圏に進んでくれた。もっと集中力が上がって、自分の仕事をきっちりしようと思ってました」

 試合後のヒーローインタビューでこう振り返ったエルドレッド。3ボール1ストライクから142キロの直球を振り抜く。強烈な打球が、右中間スタンド中段に着弾した。3打席目までは全て三振だったが、ここぞという場面で勝負強さを見せつけた。

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