ホークスが首位攻防3連勝で貯金15 父の日に内川「パパがんばったよ!」
7回2失点13Kのバンデンハーク 初回失点も「すぐ切り替えた」
ソフトバンクが21日、福岡で迎えた日本ハム戦に4-2で勝利し、首位攻防3連戦を3連勝で終えた。オランダ出身の右腕・バンデンハークが7回2失点に抑える好投。打線も終盤に4得点で応え、見事な逆転勝利を飾った。
前回は無四球ピッチングで勝利を挙げたバンデンハークだったが、この日は初回先頭の西川に四球を与えてのスタート。その後、田中賢にタイムリー二塁打を浴び、先制を許すも、昨季韓国・サムスンで2冠、チームを国内シリーズ4連覇に導いた右腕は落ち着いていた。
「すぐ切り替えて次のバッターに集中することができたので、特に気にしていない」
試合後にそう振り返ったように、その後、中田、大谷を連続三振に仕留めて初回を最小失点でしのぐと、その後は立ち直る。
5回に中島卓の内野安打の間に1点を失うも、7回まで2失点。その間に13個の三振を奪う奪三振ショーを見せた。
試合後のお立ち台では「三振を狙っているわけではない」としつつも、「とにかく自分は集中して1球1球ストライクを先行させて、一人ひとり投げているので、今日はそれがきっちりいった結果、三振が取れた」と手応えを口にした。
また、「自分が少ない失点でがんばっていれば、どこかのタイミングでしっかりと点を取ってくれると信じていた」と0-2でマウンドを降りた際の心境を振り返った。