上原浩治&田澤純一が他球団から狙われる? 今夏の移籍はあるのか

メッツの補強候補に挙がった田澤

 今季レンジャーズで守護神を務めているショーン・トールソン投手は22日時点で2勝1敗10セーブ、防御率2・53と堅実な働きを見せているが、「ウエハラを陣容に加えることができれば、ジェフ・バニスター監督は柔軟性を手にすることができる。正式なクローザーよりも、リリーフエースという概念に近い門扉を開放することになるかもしれない」と分析している。

 一方、リーグ屈指のセットアッパーに成長した田澤については、メッツが獲得に乗り出す可能性があるという。

 ここ最近失速しているメッツだが、強力な先発陣を擁しており、プレーオフ進出の可能性を残している。ただ、記事では打撃面や外野の両翼、ブルペン、三塁手、リーダー的存在などの補強ポイントを指摘。アスレチックスのオールラウンダー、ベン・ゾブリストらが補強候補として挙げられる中、ブルペンの補強リストに田澤の名前が挙げられている。ブルペンではその他に、インディアンスのマーク・ゼプチンスキー、レッズのJ・J・フーバー、マリナーズのカーソン・スミスがリストアップされている。

 2年前にレッドソックスのワールドシリーズ優勝に貢献した2人だが、チームは昨季に続いて苦しい戦いを強いられている。トレード期限まで残り約1か月。両投手には、プレーオフを目指すチームに請われて、再びワールドシリーズを目指すというシナリオが待ち受けているかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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