“クリーンアップ+2”、強力ホークス打線が刻む驚異の数字
3打者が15本塁打超え、得点圏打率はトップ3独占
3割を超える打者が5人並ぶのも脅威だが、3、5、6番が15本塁打を超えているのも凄まじい。そして、3番から6番まで全員が40打点を超えているというのが、何よりも凄い。
現時点で、パ・リーグで40打点を超えているのは9人。その内の4人がソフトバンクにいるのだから、恐れ入る。現在、7番に入る中村晃は20打点だが、これは多くの試合で1、2番で起用されていたから。得点圏打率.412はパ・リーグ、そして12球団でトップである。
ちなみに、得点圏打率のパ・リーグ2位は柳田(.406)、3位は松田(.385)。とにかく、穴の少ない打者で固められている中軸。チャンスに強く、切れ目がない。どこからでも得点出来る、相手投手にとって息つく暇がないだろう。
昨季も3割打者4人(わずかに規定打席に届かなかった松田を含めれば、5人)を抱えていたソフトバンク。その強力打線は健在……どころか、今季は、更に破壊力を増している感すらある。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count