ファン投票トップに自ら祝砲 森友哉は球宴でも「フルスイングで一発狙う」
日本ハム戦で3安打2打点と活躍、13号2ランは「理想のバッティング」
「マツダオールスターゲーム2015」のファン投票で全体トップの53万6267票を獲得し、初出場が決まった西武の森友哉が26日、本拠地での日本ハム戦で13号2ランを含む3安打2打点と活躍して12-4での勝利に貢献した。
2回にライトへの二塁打を放つと、3回には二塁後方へと高く上がった打球を相手野手がお見合い。ラッキーな形で2打席連続二塁打をマークした。
そして、7点リードの6回1死二塁の場面では、相手の2番手・斎藤佑に2球で追い込まれながら、3球目の143キロの直球を豪快にライトスタンドへと運んだ。
試合後は今季初勝利の岸に続いてお立ち台へ。快心の13号2ランについて「追い込まれてからだったんで、理想のバッティンッグが出来ました。最近、調子が悪かったので、よかったです」と納得の表情で振り返った。
この日、最終結果が発表されたオールスターのファン投票では、DHとして圧倒的な支持を受けた森。抱負を聞かれ、「初めてなので、うれしいです。フルスイングでホームランを狙いたいなと思います」と話すと、西武ドームは大きく沸いた。
「オールスターまでは期間がある。まずは1戦1戦、大事に戦っていきたいと思うので、応援お願いします」
堂々たる成績を引っさげ、夢舞台に乗り込むつもりだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count