NYメディアが乱調続く田中将大の実力に疑問符 「肘以上の問題を抱えてる」
2試合連続3被弾含む6失点の右腕に辛辣バッシング、「エースというよりも先発2番手」
ヤンキースの田中将大投手が27日(日本時間28日)、敵地でのアストロズ戦で5回を投げ、7安打6失点、5奪三振2四球と炎上した。
ヤンキースは9-6で勝利し、2連勝をマークしていたが、田中は序盤に6点の援護をもらいながら、2試合連続で3本塁打を浴びるなどリードを守りきれずに降板。大量失点が続く右腕に対し、地元メディアから「エース剥奪」の酷評や、心配の声が相次いで上がっている。
ESPNは「マサヒロ・タナカはエースというよりも先発2番手かもしれない」との見出しで特集。ピンストライプの名門でエースの重責を担うにふさわしくないと指摘している。
昨年、ポスティングで楽天から加入後、デビュー14試合で防御率1.99と圧倒的な成績を残した田中。今季は開幕投手を任され、メディアやファンからはエースとして期待を集めたが、前回のタイガース戦では自身初の3被弾で自己ワーストタイの7失点を喫して3敗目。中5での登板となったこの日のアストロズ戦でも2試合連続で大乱調となった。
記事では「また彼は傷んだのか? 靭帯の小さな傷が大きくなったのか? 91~94マイル(約147~151キロ)を記録している速球は違うといっている。そして、ヤンキースの面々は一人残らず、何も悪くないと言っている」と指摘している。