阪神が6連勝 自身5連勝で両リーグ最速100Kの藤浪「“負けない投球”を」
7回2失点も5四死球を悔やんだ藤浪、「ん~…ナイスピッチングとは言えないです」
阪神が28日、ホームでDeNAを6-2で下し6連勝。連日の福留、ゴメスの2者連続弾が飛び出すと、先発・藤浪が7回2失点で打線の援護に応えた。
ただ、試合後のヒーローインタビューで藤浪は「ん~…ナイスピッチングとは言えないですけど、何とかゲームは作れたのでよかったと思います」とやや複雑な表情を見せた。
4回、チームはDeNA先発・三浦から福留、ゴメスが前日に続く2者連続のソロアーチを放ち、2-0と先制。しかし、「フォアボールで自分自身の首を絞めてしまった」と話した通り、右腕は毎回のようにランナーを出す苦しいピッチングとなった。点を取ってもらった直後の5回にも四球絡みでランナーをため、関根、筒香にタイムリーを浴びて、2-2と追いつかれた。
しかし、その裏、阪神はすぐさま上本のタイムリーで勝ち越しに成功する。6回にはDeNAの左腕・福地から藤浪自らが「バット振ったら当たったので、ラッキーだと思います」と外角の143キロのストレートを捉え、レフト前に運ぶタイムリーヒット。5-2とリードを広げた。