イチローが高める日米通算の価値 ローズ超えは3000安打より「重要」と米誌

3000安打に近けば来季もメジャーでプレーする可能性が高まる?

 スタントンが離脱する前に組まれたこの特集では、「スズキは今季開幕前には(3000安打に)届かないように思われたが、マーリンズの4番目の外野手として予想以上のプレー時間を手にしている」と言及。イチローの今季安打数を96本ペースと予想し、3000安打まで60本足りない状況でシーズンを終えると分析する。

 米国内には、スタントンの骨折を受け、借金15と低迷するマーリンズが主力を大量放出する“ファイヤーセール”を始めるとの見方もある。イチローも候補の1人として名前が挙がっているが、このままマーリンズにとどまり、スタントンの穴をカバーすることになれば、安打のペースはさらに上がるだろう。

「もしも、そこまで近づいた場合、来年3000本安打に挑戦する彼に契約をオファーするチームが現れないとすれば、それは驚きになるだろう」

 記事では、3000本に近づくほど、10月に42歳の誕生日を迎えるレジェンドは来季のメジャー契約を手にすることが容易になるという考察も示している。

 Aロッドに続く史上30人目の偉業をイチローが達成すれば、所属球団にとっても一大イベントとなり、大きな注目を集めることは確実。すでにマーリンズがイチローの来季契約延長更新に対するチーム内協議を進めていることにも記事では言及している。

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