村田透がつないだバトン 日本人MLBデビューの歴史は野茂から21年連続に
様々な形でMLBデビューを目指す日本人選手たち
64年に村上雅則が日本人初のメジャリーガーになって以来、今年で52年目。近年は様々な形で日本人選手がMLBデビューを目指すようになった。
レッドソックスの田澤純一は日本プロ野球を経由せずに海を渡り、マイナーから経験を積んでからメジャーデビュー。ヤンキース傘下マイナーでプレーする加藤豪将は米国で育ち、直接、ドラフト指名を受けて昇格を目指している。そして、今回の村田は2010年オフに巨人を戦力外となり、翌11年に渡米。インディアンスの1Aから5年をかけて這い上がり、メジャーデビューをつかんだ。
今季、日本から新たに渡米してきた選手が1人もいないことは、開幕前に米メディアでも取り上げられていた。村田が継続させたメジャーでの日本人選手の歴史は、来季以降もつながっていくのだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count