マリナーズ歴代新人トップ15に日本人4人 イチローは「明らかに史上最高」
3位に“大魔神”佐々木、7位に城島
地元メディアからは、マリナーズが7月31日のトレード期限までにトレードでイチローを獲得すべきとの声も上がっているが、再びシアトルに戻ることがあるのか、注目が集まる。
また、3位には佐々木主浩投手が入った。“大魔神”の異名で横浜ベイスターズの守護神として君臨していた右腕は、2000年にフリーエージェント(FA)で加入。マリナーズでも1年目からクローザーとして63試合に登板し、2勝5敗37セーブ、防御率3.16の好成績を残し、リーグ新人王に輝いている。
特集では「ササキは日本での成功後、32歳でマリナーズに加わり、すぐにシアトルのクローザーとなった。37セーブと、9イニング当たり11.2個という感銘的な奪三振率で、アメリカン・リーグのダントツの新人王に輝いた。4年間で2度のオールスター出場後、35歳になった2003年に不運にもメジャーから去ってしまった」とその勇姿を振り返っている。
フォークボールと速球でメジャーでも三振の山を築いた名クローザーは今もシアトルで高い評価を受けている。
7位にはソフトバンクから2005年にFAで移籍した城島健司捕手が入った。3年総年俸1650万ドルで日本人捕手初のメジャー挑戦となった城島の1年目の成績は144試合で打率2割9分1厘、18本塁打、76打点、3盗塁というハイレベルな成績を残し、ア・リーグの新人王争いで4位に選出されている。
特集では「またしても日本産となるジョウジマは30歳でメジャーデビューを果たした。そう、彼はデビューを果たしたのだ。彼は打率・291というイチロー・スズキに続く、チーム2位の成績でシーズンを終えた。2005年のダン・ウィルソンの引退に伴う捕手事情に対するマリナーズの回答のように思えた。マリナーズにとって不幸なことに、加齢による衰えで2009年以降、彼はメジャーでプレーすることはなかった」と日本人捕手の奮闘を評価している。