広島・福井、8回2失点の好投&プロ初打点 「疲れました」
前夜の薮田の好投で「何となく勝てると思っていた」
広島は2日の敵地巨人戦で先発の福井が8回を2安打7奪三振2失点と好投し、6勝目(2敗)を挙げた。3-2で勝利したチームは連勝で同カード勝ち越しを決めた。
初回に2点の援護を受けた右腕は1回、3回と1点ずつを失い、同点とされたものの、4回以降ノーヒットピッチング。5回には1死一、三塁の場面で打席に立ち、ショートゴロの間に1点を勝ち越し。これが決勝点となった。
試合後、ヒーローインタビューに応えた27歳は「疲れました」と第一声。4回以降、ヒットを許さなかった内容に「1人ずつアウトを取っていった結果」と振り返った。
5回の決勝点は自身プロ初打点で「どうにかして点を取りたかったという気持ちが前に転んだと思う」。
前日、ルーキーの薮田が好投したことで「チームの雰囲気も良かった。今日は何となく勝てると思っていた」と福井。「自分は自分の仕事をして、チームがもっと上を目指せるようにがんばっていきたい」と力を込めた。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count