日本人選手にトレードの可能性は? イチローも上原浩治も「なし」の予想
「他球団がイチローを得るには必要以上に支払うはめになる」、上原放出の可能性も「ほんの少し」
一方で、「外野手のイチロー・スズキは動かないだろう」と予想。「スタントンが離脱したことで、イチローはレギュラーとしてプレーしている。41歳は来年、フリーエージェントとなるが、マイアミはすでに彼が戻ってくることを望んでいる。他の球団がイチローを得るには必要以上に支払うはめになるだろう」と説明している。
マーリンズがイチローの来季残留を望んでいることで、他球団にとって獲得へのハードルは上がっているとの見方だ。
CBSスポーツ(電子版)もトレード期限までに「売り手」になる可能性がある低迷中の12球団を挙げ、所属選手の動向について予想。マーリンズは5番目に登場し、同じようにレイトス、ハレンが放出候補とされている。他にプラドと中継ぎ左腕のマイク・ダンの名前も挙がっているが、イチローの名前は出ていない。
また、同じ特集で36勝44敗のア・リーグ東地区最下位となっているレッドソックスは9番目に登場する。今季限りで契約が切れるマイク・ナポリ内野手が放出候補に挙がる一方、オフに2年契約を結んだ上原については「コージ・ウエハラは契約が切れるまでもう1年あるので、(放出の可能性は)ほんの少しだろう」とされている。
毎年、驚くようなトレードが成立するメジャーだけに、どんな可能性も排除することは出来ない。イチロー、上原ら日本人選手の動向も含め、今年も移籍市場から目が離せない日々は続きそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count