巨人は「初モノ」に弱い? 今度は中日・鈴木がプロ初先発へ、結果はいかに
今季ここまでの対「初モノ」は……
◯阪神・横山雄哉投手(2014年ドラフト1位)
5月21日、甲子園での巨人戦でプロ初先発。3回までは無安打投球で、6回にアンダーソンにタイムリーを打たれたが、スライダーやチェンジアップで巨人打線を翻弄。7回1失点で上々のデビュー。勝敗つかずも、力投が実り、阪神は8回に逆転。2-1で勝利した。
◯日本ハム・有原航平投手(2014年ドラフト1位)
プロ4試合目の登板。6月9日の札幌ドームで巨人戦初登板を果たす。序盤に2点の援護を受け、4回までパーフェクト投球。7回途中1失点の好投。粘り強い投球で、3勝目を挙げる。
◯横浜DeNA・砂田毅樹投手(2013年育成ドラフト1位)
2年目で支配下登録され、今季初1軍。プロ2試合目で巨人戦初登板となった。6月24日の東京ドームで5回1失点。6四球も我慢強く投げ続けた。1-1の同点で降板。チームは8、9回に1点ずつとり、3-1で勝利した。
◯広島・薮田和樹投手(2014年ドラフト2位)
プロ初先発が7月1日の巨人戦。プロ初登板で5回5安打2失点で見事初勝利を記録。デビュー戦の先頭打者・長野久義にホームランを浴びて、出鼻をくじかれたが、気迫の投球で勝利した。
以上のように今年も巨人は初モノにやられている印象があり、中日の未来のエース候補にもチャンスはある。ただ巨人の先発投手は、現在好調の外国人右腕・マイコラス投手。白星を得るには打線の援護も必要だ。果たして鈴木のプロ初先発はどのような結果が待っているのか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count