止まらないオリックスの負の連鎖 主力の負傷者が今季早くも14人に…

奇跡のAクラス入りにはチーム状態を立て直す必要があるが…

●開幕アウト組

金子千尋・昨年オフに行った「右肘手術のリハビリ」
比嘉幹貴・昨年からの疲労蓄積による右肩痛
岸田護・オープン戦で左腹斜筋を損傷
吉田一将・オープン戦中に左脇腹痛を発症
 
●シーズン中の離脱者

トニ・ブランコ・4月1日に左膝痛で登録抹消、5月18日にも股関節痛で2度目の登録抹消
中島裕之・4月21日に「右太ももの肉離れ」、5月27日には「ギックリ腰」で登録抹消
小谷野栄一・5月7日に「左太もも裏痛」、6月29日には「右尺骨茎状突起骨折」で登録抹消
平野恵一・5月21日に「右かかと痛」で登録抹消
平野佳寿・4月4日に右足首関節炎症で抹消
エステバン・ヘルマン・4月9日に右太もも裏肉離れで登録抹消
佐藤達也・4月15日、6月17日に共に腰痛で抹消
ブライアン・バリントン・…5月21日に「右肩の違和感」で登録抹消

 西野、塚原を含め今季は前半戦だけで計14人。それがすべて主力選手なのだから驚きだ。戦力が戻ってくれば負傷者が出るという繰り返しでは勝負にならない。奇跡のAクラス入りに向け、勝負は他チームが疲れを見せてくる後半戦。立て直しが出来ないようでは最下位からの巻き返しは厳しくなってくる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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