レ軍のトレード市場最大の“出物”は上原浩治 40歳にしていまだ高評価
「2年前のポストシーズンの英雄はいまだに圧倒的な力を持つ」
レッドソックスの守護神、上原浩治投手が今季開幕前に大型補強しながらもア・リーグ東地区最下位に低迷するチーム状況から7月末のトレード期限で放出される可能性を地元メディアで報じられている。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」が「買い手か売り手か? ア・リーグのトレードの展望を解説」と特集している。
レッドソックスは今季開幕前にドジャースからハンリー・ラミレス、ジャイアンツからパブロ・サンドバル、タイガースから右腕リック・ポーセロらを補強。2年ぶりのワールドシリーズ優勝を期待する声が上がっていたが、補強選手が予想外の不振に苦しみ、チームもア・リーグ東地区最下位に沈んでいる。
7月4日(日本時間5日)時点で38勝45敗で借金7。首位ヤンキースのゲーム差は7となっている。そんな名門はトレード期限を前にセラー(売り手)に転じると特集では予想されている。
そして、トレード市場最大の出物は「コウジ・ウエハラ」だという。寸評では「彼らには(トレードに出して)換金すべき何人かのピースが存在する。その筆頭は40歳のクローザー、上原だ。2年前のポストシーズンの英雄はいまだに圧倒的な力を持つ。そして、加齢にも関わらず、失点が少ない」と言及。