投打でDeNA三浦に勝った! 6連勝の藤浪「今度ハマスタ来た時はホームランを」
プロ初安打の相手・DeNA三浦からタイムリー 「狙っていた球種がたまたまきた」
阪神の藤浪晋太郎投手が5日、DeNAを相手に8回1失点12奪三振の好投で7勝目(4敗)を挙げた。先週6月28日に続いて番長・三浦大輔との投げ合いを制した藤浪。2013年に初安打を放った相手でもある三浦相手に、バットでも活躍を見せた。
2回、先制の一打がその場面だ。お立ち台で「狙っていた球種がたまたまきた。たまたまバットに当たって飛んでくれた」と振り返った打球は、左中間を破るタイムリー二塁打。「ここで確かツーベース打った記憶がある」と、ルーキー時代の三浦との対戦を回想すると、「今度ハマスタきたときもホームラン狙えるようにしたい」とさらなる打撃への意欲を見せていた。
投げても2回裏の倉本のタイムリーの1失点のみに抑え、12奪三振。今季の奪三振数は日本ハム・大谷(107個)を抜いて両リーグトップの115個まで数を増やした。
それについては「三振はアウトの一つでしかないですし、タイトルとしてあるのでがんばりたいと思いますけど、いいところで取っていけるようにしたい」と語るにとどめ、あくまでも三振は抑える手段であることを強調。
これで自身は6連勝。「もうすぐ前半戦が終わりますが、しっかり締めて後半戦に向けてがんばりたい」と連勝にも気を緩める様子はなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count