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注目される上原&田澤の去就 レッドソックスは売り手のダークホース

現時点で可能性薄も、土壇場までわからない上原、田澤の去就

 現時点で売り手の有力球団はエースのハメルズや中軸打者ハワード、抑えのパペルボンらが放出候補に挙がるフィリーズだが、レッドソックスが主力のファイヤーセールに踏み切れば、状況は一変する。すでに複数の米メディアではエースのバックホルツとリリーフの上原、田澤、オガンドーに一塁手のナポリの名前が挙がり、投打ともに他球団の獲得リストに挙がりそうな選手は多い。

 中でも上原や田澤のような質の高いリリーバーはタイガースやナショナルズらブルペンの層が薄いチームは喉から手が出るほど欲しいはず。その一方でヘイマン記者は「来季も契約を残す上原を出す可能性は低い」との見解を示す。田澤に関しても同様で、地元メディアの意見を総合すると、チーム解体まで踏み切る可能性は低いとの見方が強い。

 それでも、昨年は7月に先発のピービ、ラッキー、レスター投手、中継ぎのミラー投手を放出した「実績」もあるだけに注視する必要がありそうだ。6月後半から復調の兆しを見せ始めているチームの今後数週間の戦い次第で二転三転しそうだ。

 GMの腕の見せ所でもあるトレード期限直前の駆け引きは、時にエキサイティングな移籍劇を生み出す。ともあれ、ボーダーラインにいる球団のファンにとっては、もうしばらく落ち着かない日々が続きそうだ。

【了】

伊武弘多●文 text by kouta Ibu

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