中日が延長12回2死から劇的勝利 サヨナラ弾の藤井「引き分けとワケ違う」
2死から桂が中前打、藤井は「つないでくれる気がしてた。気持ちだけ入れてました」
中日が12日、本拠地での広島戦で引き分け目前の延長12回2死から劇的なサヨナラ勝ちを飾った。
0-0のまま迎えた12回、広島の守護神・中崎に簡単に2アウトを奪われたが、桂がセンター前ヒットで出塁。すると、続く藤井がライトへ値千金のサヨナラ弾。ナゴヤドームは歓喜に包まれた。
試合後、お立ち台に上がった藤井は「桂がつないでくれる気がしてたんで、気持ちだけ入れてました。チーム一丸となっている空気があったので、何とかしたかった。よかったです」と興奮気味に振り返った。
「勝って終わるのと、引き分けで終わるのはワケが違う」
藤井はこう話して、うなずいた。2-0での劇的勝利で2カード連続の勝ち越し。最下位ながら首位巨人とは5ゲーム差。中日も“混セ”に食らいついている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count