田中将大の前半戦に米メディア「B」評価 「好投手」も「エースではない」

ピネダ、ベタンセス、テシェイラ、ガードナー、Aロッドらに「A」

 前半戦最後の登板となった今月9日のアスレチックス戦で7回2/3を2失点(自責1)と好投し評価を高めたが、それまでの4試合登板では計18失点(自責16)。特に6月下旬の2試合の不安定な投球によって批判を浴びていた。その後、徐々に復調してきた田中だが、現状ではエースとして物足りないとの見方を示されている。

 一方、今回の特集で最も高く評価されている先発投手はピネダで、「リーグ一流の先発投手の1人」と評されている。同投手は前半戦で17試合に登板し、9勝5敗、防御率3・64の成績だった。

 ピネダの「A」はブルペンのデリン・ベタンセス投手、マーク・テシェイラ内野手、ブレット・ガードナー外野手のオールスタートリオ、また、禁止薬物使用問題による出場停止から復帰したアレックス・ロドリゲス内野手と並ぶチーム最高評価。

 田中の「B」はジョー・ジラルディ監督の「B+」に次ぐ評価で、ブライアン・キャッシュマンGMと並ぶチームで13位タイとなっている。エースの評価を取り戻すためにも日本人右腕には後半戦の奮起が期待される。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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