米メディアが前半戦総括 上原&田澤はレッドソックス投手陣でNO1評価
田澤は「最高のシーズンを過ごしている」
上原はワールドシリーズを制覇した13年シーズンの四球数が9、昨季は8。四球を出すことがニュースとも評されるほどの圧倒的な制球力だった。今季は6四球を記録しているが、ここ17試合連続無四球と、“らしさ”が全開となっている。前半戦は2勝3敗22セーブ、防御率2・45で終え、すでに3年連続20セーブを達成してる。
一方、田澤も称賛されている。寸評では「レッドソックスのセットアップマンはファレルにとって試合終盤に最も頼りになる選択肢。2009年にレッドソックスにやってきてから最高のシーズンを過ごしている」と、キャリア最高の前半戦だったと評価されている。
田澤は39試合に登板。1勝3敗14ホールド、防御率2・58と好調を維持している。
レッドソックスはア・リーグ東地区最下位ながら首位ヤンキースとのゲーム差は6・5。上原らは今夏のトレード候補にも挙げられるなど、ブルペン強化が必要な他球団からも注目を浴びている。チーム内外で2人の評価は高まるばかりだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count