「大阪桐蔭VS大阪桐蔭」は藤浪圧勝 天井直撃の一飛に元女房・森はガックリ

「森さんに打たれると、その後に何言われるか分からないので…」

 1球目は147キロの直球でボール。森が2球目の153キロの直球をフルスイングした。すると、打球は高く舞い上がって東京ドームの屋根に当たり、そのまま落下。ファーストのロペス(DeNA)が掴み、アウトとなった。打ち取られた森はベンチに戻り、顔を覆って悔しさを露わにした。

 藤浪は続く大先輩の中村(西武)を2ボールから151キロの直球で遊飛に仕留めると、中田は151キロの直球で左飛。この回は、同じ大阪桐蔭高出身の3人の強打者を抑えこみ、3回パーフェクトでマウンドを降りた。

 降板後には森とともにTVインタビューへ。藤浪は「森さんに打たれると、その後に何言われるか分からないので、抑えられてよかったです」と笑顔。一方、森は「完全に捉えたと思ったんですけど、ダメでした」と悔しさを露わにし、天井にボールが当たったことを聞かれると「そんなんじゃダメです。アウトはアウトです」とガックリ。ただ、「アウトになってしまったんですけど、しっかり自分のスイングできたので、いい勝負できました」と満足感も漂わせていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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