NHKが田中将大の登板試合を8Kカメラで撮影 野球史上初の試み

野球の試合では史上初めて導入、経済誌「フォーブス」も紹介

 ヤンキースの田中将大投手が先発する17日(日本時間18日午前7時5分開始)のマリナーズ戦で、NHKが野球史上初の試みを行う。8Kカメラを導入して試合を撮影する予定で、今季開幕戦に続いて後半戦開幕の大役も任された田中が、8Kで史上初めて撮影されるピッチャーになる。

 NHKは2020年の東京五輪に向けて8Kカメラのテストを続けている。6~7月の女子W杯サッカー、テニス全英オープンでも使われていたが、MLBでも初めて導入する。

 スポーツ番組部の岩下伸行チーフ・プロデューサーは「MLB幹部の方たちにも見ていただいて、どんな良さやメリットがあるのかを知っていただくことになると思います」と説明する。8Kは、現在のフルハイビジョンの16倍にあたる7680×4320ピクセル、約3300万画素を誇り、2018年にも本放送が開始となるとされている。

 今回の8Kカメラ撮影は米国でも大きな話題を呼んでおり、世界有数の経済誌「フォーブス」は特集記事を組んだ。「7月17日、日本の公共放送NHKが6台の8Kカメラをヤンキースタジアムに配置し、史上初めてウルトラHDフォーマットでの野球試合の撮影を行う」と詳細について記している。

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