決勝ソロのAロッドが田中将大の力投称える 「ダメージを最小限に留めた」
「ダメージを最小限に留めることに関して、素晴らしい仕事をした」
記事では、そのAロッドが力投の田中を称賛したことを紹介。
「思うに、彼は試合終盤にどんどん安定感を増してくる。速球の制球も向上していた。スプリットも夜が更けるに連れて良くなっていた。ダメージを最小限に留めることに関して、素晴らしい仕事をしたと思う。我々にはベタンセスとミラーというブルペンに武器を控えていて、今日のようなタイトな試合展開では、1点が勝敗を分ける。それが今日だった」
Aロッドはシーガーの2本塁打だけに失点を食い止めた田中をこう評価している。
田中は昨季前半戦に華々しい活躍を見せ、一躍ニューヨークの人気者となった。だが、昨年7月の右肘靭帯部分断裂、今年4月の右手首負傷と2年連続で故障者リストに入り、6月には2試合連続でメジャー自己ワーストの3被弾を浴びて大量失点を喫するなど、苦しみも見せている。
辛辣なNYメディアは「エースにあらず」と厳しい視線を浴びせているが、メジャー通算3022安打、673本塁打を記録している百戦錬磨のAロッドは、田中の力投を高く評価している様子だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count