6勝目も2被弾…田中将大の“二面性”に独特評価 「タナカ博士とハイド氏」
指揮官も2被弾以外は高評価「シーガーを除けば、タナカは本当に良かった」
また、記事ではア・リーグ東地区首位を快走する名門を牽引してきた打線の長打力についても称賛。
「もしも、ロドリゲスが40歳の誕生日を9日後に控える中、彼のパフォーマンスを更に高め、もしも、マーク・テシェイラが40本塁打ペースの突進を続けることができるのなら、マサヒロ・タナカに関して明確なエースのようなピッチングは必要としないだろう。この夜のピッチングで十分というものだ」
復活を遂げたAロッドとテシェーラの活躍について、こう伝えている。
記事では、ジョー・ジラルディ監督がこの日の田中を高く評価していたことにも言及。指揮官は「シーガーを除けば、タナカは本当に良かった。彼は2つのミスを犯した」と話しており、2度の失投以外は好投だったと見ているようだ。
昨年前半戦の好投と7年総額1億5500万ドルの大型年俸から、地元メディアとファンの視線は厳しいが、それもスターの宿命。薬物規定違反による1年間の出場停止処分から復活したAロッドとともに、田中は3年ぶりのプレーオフを目指す名門のキーマンとして大きな期待を集めている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count