「イチローのクラッチヒット」 今季初3安打の活躍を現地メディアも高評価
8回の一時勝ち越しの適時打に、MLB公式サイト「極めて重要な一本」
マーリンズのイチロー外野手が19日(日本時間20日)、敵地フィリーズ戦に「1番・ライト」で2試合連続で先発出場。今季初の“猛打賞”となる5打数3安打1打点の大爆発を見せる活躍で、現地メディアに絶賛されている。MLB公式サイトは速報記事の「重要な瞬間」というコーナーで、「イチローのクラッチヒット」と報じている。
寸評ではマーリンズ移籍後、初の猛打賞を記録した背番号51の働きが高く評価されている。
「ディー・ゴードンが(左手親指脱臼で)故障者リスト入りし、マーリンズは先頭打者のスパークを求めていた。イチローは連戦の最終戦で今季初の3安打の活躍で火花を供給した。3本目は8回2死でのセンター前へのタイムリーヒットで、マイアミが7-6でリードする極めて重要な一本だった。41歳は今メジャー3000本安打まで104本と迫っている」
マーリンズ打線は相手のエースで、7月末のトレード期限では目玉の1人と評価されている左腕コール・ハメルズに襲いかかり、3回8安打5失点でマウンドから引きずり降ろした。記事では「ハメルズはトレードでの価値を損なう」とも報じられている。