「イチローのクラッチヒット」 今季初3安打の活躍を現地メディアも高評価
指揮官も初の“猛打賞”を称える、「素晴らしい打席を見せてくれた」
また、ダン・ジェニングス監督も打線を牽引したイチローの活躍を称えている。
「イチローのバットはストライクゾーンにステイしている。長いことバットは振れているし、ライナーが多い。6試合連続ヒットで調子を持続している。3安打は、マーリンズとして初めて。ラインナップではアップダウンがあるけれど、素晴らしい打席を見せてくれた。
マギーは犠牲フライを打って、イチも勝ち越しヒットを打ってくれた。3回にはイエリッチのタイムリーもあった。ギレスピーも素晴らしい試合だった。2試合負けたあと、ここまで戦ったチームの姿を見ることができて嬉しい。そして、ヘレンに敬意を表したい。ガッツを見せた」
試合後にはこのように話している。
前半戦終盤にはメジャー自己ワーストの34打席無安打というスランプに苦しんだイチローだが、6試合連続ヒットと調子を上げている。一時は2割4分4厘まで下げた打率も、2割6分5厘まで回復。後半戦のスタートでいきなりリーグ最低勝率のフィリーズにスイープ(カード全敗)を喫したマーリンズで、レジェンドの復調は明るい話題となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count