金子が“エース対決”制し4勝目 オリが完封リレーで後半戦白星スタート
7回無失点で西武・岸との投手戦制す、安達がソロで貴重な追加点
オリックスの金子千尋投手が20日、本拠地での西武戦に登板し、7回4安打無失点7奪三振の好投で4勝目(4敗)を挙げた。西武・岸との“エース対決”を制し、後半戦初戦を白星スタート。オリックスは完封リレーで2-0で勝利した。
金子は初回、首位打者の先頭・秋山をレフトフライに打ち取ったものの、栗山にはセンターへのヒットを浴びる。しかし、浅村は見逃し三振、中村は空振り三振に仕留め、無失点でスタートを切る。
2、3回は3者凡退の好投。すると、オリックスは3回に縞田のタイムリーが飛び出し、西武の先発・岸から1点を先制した。
4回、金子は栗山、森にヒットを浴び、2死一、二塁とピンチを招く。しかし、メヒアを空振り三振に仕留めた。その裏、オリックスは安達がソロを放ち、貴重な追加点を奪った。
金子は5、6回と再び2イニング連続で3者凡退の好投。7回は1死からメヒアに四球を与え、脇谷には2球で追い込んでから粘られる。9球目はライトポール際への大飛球に。一旦はファウルと判定されたが、ビデオ判定が行われた。結果は判定通りファウル。最後は12球目のチェンジアップで二ゴロに打ち取り、ダブルプレーに仕留めた。
オリックスは8回を佐藤達、9回は平野佳が無失点に抑えて西武の強力打線を相手に完封リレー。2-0で後半戦白星スタートを切った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count