「イチローも人間だった」 34打席無安打から復活、米メディアが振り返る
復調のイチロー、7試合連続安打もマ軍はまた勝てず
マーリンズのイチロー外野手が20日(日本時間21日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・ライト」で先発出場し、3打数1安打1四球だった。8回に7試合連続ヒットとなる中前打をマークした41歳は、今月上旬までの自身メジャー最長34打席連続ヒットなしという苦しみから完全に抜け出した。
敵地メディアはイチローのスランプについて「これはニュース」と改めてレポート。「彼も人間だった」と安打製造機のよもやの不調を驚きとともに振り返った。試合はマーリンズが1-3で敗れ、後半戦4連敗と苦しんでいる。
3試合連続で先発したイチローは、1-3で迎えた8回、先頭で打席に入った。敵地でテレビ中継していた「FOXスポーツ・アリゾナ」の実況は「イチローはここまで1四球に2回のゴロアウト。うち1つはダブルプレーでした。でも、現在控え目ですが、6試合連続ヒット中です。昨日はフィラデルフィアで3安打を放っています」と、ここまでの打席と最近のイチローについて紹介した。
そして、レジェンドが苦しみ抜いたスランプについて言及。「イチローは今月上旬ですが、これはニュースでしたね。最終的にはキャリア最悪のスランプがありました。想像することは難しいのですが、29打数(34打席)無安打でした」と説明した。