阪神が後半戦初勝利 メッセ6勝、マートン決勝打で27回ぶり得点

巨人に2-1で勝利、メッセンジャー8回無失点の快投

 阪神は21日、本拠地で巨人を2-1で下した。先発メッセンジャーが8回6安打無失点と好投し、自身の連敗を2で止めて6勝目(7敗)。前半戦最終戦から無得点が続いていた打線は、6回にマートンの2点二塁打で27イニングぶりの得点を奪い、そのまま勝利した。

 2-0で巨人が勝利した前日に続き、試合はロースコアで展開する。初回、巨人はメッセンジャーから2死満塁のチャンスを作るも、阿部がライトフライに倒れて無得点に終わった。

 3回には阪神打線が杉内を攻め、2死一、三塁の好機。しかし、上本はライトフライで、先制点を奪えない。

 4回、巨人は阿部、村田の連打で無死一、二塁としたが、続く加藤は二ゴロでダブルプレー。2死三塁となり、杉内はレフトフライに倒れた。

 5回は両チーム共に3者凡退。すると、6回にようやく試合が動く。

 1死二塁で福留が右邪飛に倒れたが、ゴメスは敬遠気味に歩かされて一、二塁となる。ここでマートンがレフトフェンス直撃のツーベース。あわやホームランという会心の当たりで2点を先制。14日の広島戦以来、27イニングぶりの得点を挙げ、杉内をマウンドから引きずり下ろした。

 メッセンジャーは8回まで無失点の快投。9回は呉昇桓が1点を失ったが、2-1で阪神が後半戦初白星を飾った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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