阪神、首位タイ浮上 3点二塁打の新井「捕られるかなと思って必死に走った」
江越「風に助けられました」
阪神が22日の本拠地巨人戦で4-2と勝利し、連勝で5割復帰を果たした。初回に新井が2死満塁から走者一掃のタイムリー二塁打を放つと、6回にはルーキーの江越が2号ソロを左翼席に運び、先発の能見を援護。6回1失点と力投を見せた能見は7勝目(9敗)、9回を無失点に抑えた呉昇桓はリーグトップの26セーブ目を挙げた。
試合後、ヒーローインタビューに答えた新井は2死満塁でポレダから放った打球がセンター立岡の頭上を越えた場面に「自分のスイングはできたんですけど、捕られるかなと思って必死に走ってました」。また、「なかなか結果出せてなかったんですけど今日チームの勝利に貢献できる打撃ができてよかったです」ともコメントし、喜びをかみしめた。
一方、江越は相手2番手笠原の141キロのストレートを左翼スタンドに運んだ場面に「ちょっと上がり過ぎたんで必死に走ってたんですけど風に助けられました」。
ここまで4敗を喫していたポレダを攻略した阪神は巨人に勝ち越し。この日DeNAを下したヤクルトと並び、首位に浮上した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count