イチローに起こる「面白いこと」 二塁打ゼロなのに今季3本目の三塁打

Dバックス戦でタイムリー三塁打、福本氏の日本記録に「4」と迫る日米通算111本目

 マーリンズのイチロー外野手は22日(日本時間23日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・ライト」で先発出場し、5打数1安打1打点1得点だった。1点リードの5回に貴重な追加点となるタイムリー三塁打を放ち、5-3での勝利に貢献している。

 三塁打は日米通算111本目(NPB23本、MLB88本)で、福本豊氏のプロ野球記録115本にあと4本となったが、米メディアは、今季のイチローが二塁打が1本もない中で早くも3本目の三塁打をマークしたことについて「面白いこと」と伝えている。

 マーリンズにとって大きな1点だった。エース右腕ホセ・フェルナンデスが4回に2点を失い、3-2と迎えた5回。フェルナンデスが相手のエラーで出塁し、無死一塁でイチローが打席に立った。

 1ストライクから、先発左腕レイのスライダーをライトへ弾き返すと、打球はライト線のフェアゾーンに落ちる。本拠地マイアミ向けに試合を中継していた「FOXスポーツ・フロリダ」の実況は「イチローが打ちました。ライトの隅です。これはフェアだ。ホセが三塁まで走る。レニー・ハリスが回す。ホセが帰ってきた。イチローは三塁打です。マイアミは1点取り戻しました」と伝えた。

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