田中将大、3被弾も自身3連勝で7勝目 米紙「堅実なパフォーマンス」
田中が「スイープに導く」
また、昨年右肘靭帯部分断裂で2か月半リハビリを行い、今年4月にも右手首の炎症と右前腕部の張りで故障者リスト(DL)入りしている田中について、「少なくとも今季彼が健康でいられるかという恐怖は横たわり続ける」とも言及している。
地元紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」は「マサヒロ・タナカは印象的な打撃の援護を受け、またしても堅実なパフォーマンスを見せた。7回2/3を投げ、7奪三振で無四球。3連勝を飾った」と評価している。
一方、MLB公式サイトは「ヤンキースは有能なタナカを援護し、オリオールズをスイープ」との見出しで特集。ヤンキース打線が相手のウバルド・ヒメネスに対して8安打7得点の猛攻で2回1/3でマウンドから引きずり下ろし、田中が8回途中を3失点で切り抜けて7勝目を挙げたことをレポートしている。
ヤンキースの公式ツイッターも「マウンド上の“タナカタイム”がこの球場でのスイープをもたらす」と力投を称え、奪三振ショーを動画で紹介している。
自己ワーストタイの3被弾を浴びながらも、自身3連勝を引き寄せた右腕は辛辣なニューヨークメディアの中で再び評価を高めている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count