イチロー、MVP&新人王受賞の“先輩”と初対面 2ショットに「すごい写真」
メジャー史上で2人しかいない“偉人”、「素晴らしい対面だったに違いない」
マーリンズのイチロー外野手は、メジャー1年目の2001年シーズンにマリナーズでMVPと新人王を同時受賞した。これはメジャー史上2人目の快挙だったが、自身の前にダブル受賞を達成している偉人と23日(日本時間24日)のパドレス戦の試合前に初対面し、米国内で大きな話題を呼んでいる。
マーリンズの公式ツイッターは、この日のパドレス戦前に実現した運命の初対面をレポート。「新人王とMVPを同じシーズンに受賞したわずか2人の選手、フレッド・リンとイチローが初対面を果たす」とし、満面の笑みを浮かべるイチローがリン氏とがっちり握手を交わす場面を紹介している。
63歳のリン氏は1990年にパドレスで現役引退するまで外野手として活躍。1975年シーズンには、レッドソックスで史上初となる新人王とMVPをダブル受賞していた。さらに、1979年に首位打者、1983年にはオールスターMVPに輝くなど、イチローと同じタイトルを手にしている。
MLB史上でMVPと新人王をダブル受賞したのは、この2人のみとあって、希少な2ショットにファンは大興奮。マーリンズのツイートには「すごい写真だ」「これは素晴らしい対面だったに違いない」「私の宝物は2人のサインが入ったボールなんだ」などと反応が寄せられていた。
レッドソックスの名物記者、ボストングローブ紙のピート・エイブラハム氏がこの2ショットをリツイートするなど、地元メディアも注目の“コラボ”となった。
試合はマーリンズが4-0で勝利し、イチローは5打数無安打に終わっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count