巨人5割復帰 高木勇が約2か月ぶり7勝目、坂本が先制2ラン&長野が超美技
高木勇は6回2失点で5月24日以来の勝利
巨人の高木勇人投手が25日、敵地での広島戦で約2か月ぶりの7勝目を挙げた。シアーホルツに2本のソロを浴びたが、6回6安打2失点の粘投。打線は坂本の先制2ランなどで3点を奪い、救援陣も好投して3-2で勝利した。ルーキー右腕にとっては5月24日の中日戦以来の白星となった。
巨人は初回、1死二塁で坂本が広島の先発・福井からレフトへ2ラン。幸先良く先制する。一方、高木勇はその裏に2死一、三塁とピンチを招いたが、シアーホルツをショートフライに仕留めた。
4回、巨人は1死満塁とチャンスを作るも、高木勇がスクイズ失敗。三塁走者の阿部も戻りきれず、ダブルプレーとなった。
その裏、広島は先頭のシアーホルツがバックスクリーンへのソロを放ち、1点を返した。
しかし、巨人もすぐに取り返す。1死満塁として、長野がライトへの犠牲フライを放ち、3-1と再びリードを広げた。
6回、広島は先頭のシアーホルツが右中間へソロ本塁打。2打席連続の一発で、また1点差に迫った。
巨人は7回に山口を投入。3者凡退の好投を見せる。8回はマシソンが登板すると、先頭・新井が右中間へ大飛球を放ったが、ライトの長野が滑り込みながらスーパーキャッチ。マシソンはこの回を無失点に抑えた。
一方の広島も6回からヒース、一岡、大瀬良が無失点でつなぐ。しかし、巨人は9回を澤村が締めて3-2で勝利。2連勝で勝率5割に戻した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count