Aロッドが3連発でヤ軍の逆転勝利に貢献 左中間3階席への豪快なソロも
圧巻の3打席連続本塁打、1試合3本塁打はキャリア5度目
ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手が、25日(日本時間26日)の敵地ツインズ戦で3打席連続ホームランと大暴れし、8-5での勝利の立役者となった。
「3番・DH」で先発したAロッドは初回、1死一塁の場面で三ゴロに倒れ、ダブルプレーに打ち取られた。
しかし、0-5とリードを許し、4回2死走者なしで迎えた第2打席から本領を発揮した。先発ミローンの88マイル(約142キロ)の直球を左中間スタンドの3階席に運ぶとエンジン全開。1-5の7回には、無死二塁のチャンスでミローンの87マイル(139キロ)の速球を左中間に運んだ。
4-5で迎えた9回には先頭で打席に立ち、抑えのパーキンスの94マイル(約151キロ)をセンターバックスクリーンに叩き込む。豪快なソロホームランで同点に追いついた。
ヤンキースはこの回にジョン・ライアン・マーフィー捕手が決勝3ランを放ち、一発攻勢で試合を一気にひっくり返した。Aロッドの1試合3本塁打はキャリア5度目。この日は4打数3安打4打点の大活躍だった。
昨年、薬物規定違反で1年間の公式戦出場停止処分を受けたAロッドは、今季開幕前の春季キャンプから改心した姿を示し、ヤンキースタジアムのファンに拍手で迎えられるなどスターの座を再び手にしようとしている。
2013年は臀部の故障などで不振に陥り、昨年は出場停止だったが、今季は打率2割7分7厘、23本塁打、58打点と復活。ア・リーグ東地区首位を独走するヤンキースを牽引している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count