偉業へ足踏みのイチロー 3戦無安打に地元メディア「ポテンヒットもなし」
史上8人目の2900安打&500盗塁は目前も、「連戦で10打数0安打と下降」
マリナーズのイチロー外野手は、25日(同26日)のパドレス戦で8試合ぶりのベンチスタートとなった。7回からライトの守備に入り、8回の打席は一ゴロで1打数無安打。地元メディアは、通算2900本安打まで残り2本で足踏み状態の歯がゆい状況について報じている。
地元紙「サン・センチネル」は「イチローにポテンヒットもなし」と小見出しで特集した。
記事では「木曜日、マーリンズのイチロー・スズキは通算2900本安打まで残り2本という状況でパドレスとの連戦に臨んだ。メジャー通算38位の安打数を誇るスズキはその2安打を求めて(パドレスとの)最終戦に突入。土曜日にはピンチヒッターとして打ち取られており、この連戦で10打数0安打と下降している」と指摘している。
通算2898安打のイチロー外野手は、パドレスとの3試合で11度、打席に立ち、四球1つのみとなっている。現在496盗塁で、メジャー史上9人目となる2900安打&500盗塁の偉業にも近づいているだけに、ここ3試合のレジェンドの足踏みには地元メディアも注目している。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count