上原浩治は残留か トレード市場にクローザーが飽和状態!?
移籍市場の目玉と見られていたが、現地メディアは残留を予想
レッドソックスの上原浩治投手に残留を予想する現地報道が出ている。7月末のトレード期限までの移籍が浮上している中、トレード市場にクローザーが大量流出している状況から、チームに残る可能性が出てきたという。
開幕前の大型補強で優勝候補にも挙げられていたチームの想定外の不振により、本拠地フェンウェイ・パークの人気者である上原は今夏の移籍市場の目玉の1人と評価されてきた。名門は44勝55敗で借金11。ア・リーグ東地区最下位に沈み、プレーオフ進出は極めて厳しい状況となっている。
そんな中、上原は今季38試合に登板し、2勝4敗22セーブ、防御率2.52。不振の名門でハイレベルなピッチングを続けている。2013年にワールドシリーズ制覇の立役者となった大舞台での強さも、優勝を目指すライバルチームにとっては大きなプラスになるとされてきた。
だが、守護神に残留の可能性が出てきたという。
ESPNは「全チームのトレード期限での目的選手をアップデート」と特集を組んでいる。レッドソックスに関してはチーム状況を「売り手」と分類。来季の巻き返しに向けて、現有戦力を放出する側とされている。