上原浩治は残留か トレード市場にクローザーが飽和状態!?
パペルボン、チャップマンらが市場の目玉に
「レッドソックスのゴールは2016年シーズン以降の先発ローテーションの1、2番手を向上させること。彼らは売りモードに入るだろうが、マイク・ナポリは不振の1年で市場であまり多くを期待できない。
シェーン・ビクトリーノは常に故障している。コウジ・ウエハラは市場に出ているあまりにも多すぎる他のクローザーの陰に隠れてしまっている。ボストンは静かなトレード期限を迎えると見る」
寸評では、このように分析。今回のトレード市場では、メジャー通算342セーブを誇るフィリーズのジョナサン・パペルボン、レッズの豪速球左腕アロルディス・チャップマンら超大物が抑え投手の目玉となっている。
メジャー最高勝率のカージナルスは、マーリンズでクローザーを務めてきた変則右腕スティーブ・シシェック投手をマイナー選手とのトレードで獲得。トレード市場にクローザーが多いため、上原はボストン残留の線が強いという。
トレード期限まで1週間。故障者やチーム状況でマーケットは瞬時に流れを変える可能性があるだけに、上原、田澤純一、そして、マリナーズの岩隈久志投手らの動向には大きな注目が集まっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count