残留か、ジャイアンツ移籍か、それとも… 岩隈久志の動向に注目集まる

オーナー側がすでに残留を指示したとの報道も

 11日(同12日)のエンゼルス戦、18日(同19日)のヤンキース戦、23日(同24日)のタイガース戦の3試合で被OPS(出塁率+長打率)が.488と優秀な数字だったことを紹介。「もしかしたらジャイアンツは駆け込みで引き込めるかもしれない」と予想している。

 MLB公式サイトでは、以前にもジャイアンツの番記者が岩隈獲得の可能性について触れていた。同級生の青木宣親外野手も所属する世界一球団への移籍となれば、岩隈にとってもメリットは大きそうだ。当然、ジャイアンツ以外の球団が期限までにトレードをまとめようと動いている可能性も十分にある。

 一方、米ヤフースポーツの名物記者であるジェフ・パッサン氏は、自身のツイッターで「関係者によると、(被OPSが).500を下回る好成績にも関わらず、マリナーズはイワクマのトレードを計画していない。球団オーナー側が彼をキープしたがっているという」と報告。フロントの意向で、岩隈が残留する可能性は高そうだ。

 マリナーズは仮に岩隈を放出した場合も、オフには再獲得に動くと地元では報じられている。どんな結末を迎えるかは、最後の最後まで分からない。昨年は期限最終日に大型トレードが次々と成立しただけに、岩隈の動向からも目が離せないことは確かだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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