ホークスは貯金29 決勝2ランの4番内川「3、5、6番に比べて劣ってるので」
6月11日以来の一発に「入るかなとは思いましたけど、自分の中で自信がなかった」
ソフトバンクの内川聖一外野手が1日、敵地での西武戦で初回に8号2ランを放った。この2点を投手陣が守り切り、チームは2-1で勝って4連勝。貯金を今季最多の「29」とした。
試合後のヒーローインタビューでは「3番、5番、6番に比べて数字的に劣っている部分が非常に多いので、何とかしたいという思いは毎試合持っていました」と強力打線ならではの悩みを打ち明けた4番の内川。「その気持ちが結果に現れてよかった」とホッとした様子だった。
内川にとっては6月11日以来の一発。「気持ちの中ではもっと打ちたいという思いはずっとあるんですけど、なかなか気持ちと結果が伴わない部分があって…」と複雑な胸中を明かす。苦しい思いがあっただけに「ホームランを打つのが本当に久しぶりなので、打った瞬間入るかなとは思いましたけど、ちょっと自分の中で自信がなかったので、入ってくれてよかったです」と喜びもひとしおだった。
この2点を先発・武田ら投手陣が守りきり、2-1で勝利したソフトバンク。貯金は今季最多の「29」とした。
「今日は打線は2点しかとっていないので、武田をはじめピッチャーのみなさんが一生懸命投げてくれたおかげだと思っています」
内川は西武打線を1点に抑えた投手陣をこう称えると、「チーム全員でひとつの勝利を目指してがんばりたいと思いますので、これからも熱い声援よろしくおねがいします!」と所沢に詰め掛けたホークスファンに宣言。貯金をさらに増やしていくことを誓っていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count