カーショーが37イニング連続無失点継続 歴代の最長記録は…
41イニングの自己最長記録更新も視野
ナ・リーグ西地区首位を走るドジャースでクレイトン・カーショー投手が調子を上げている。1日(日本時間2日)のエンゼルス戦で8回2安打7奪三振無失点の好投で9勝目(6敗)。3-1の勝利に導き、チームの3連勝に貢献した。
3度のサイ・ヤング賞に加え、昨季はMVPも同時受賞した左腕は今季開幕から波に乗り切れなかったものの、徐々に復調し、7月8日のフィリーズ戦から4連勝。その直前の同3日メッツ戦の4回に失点して以降、点を許しておらず、この日で37イニング連続で無失点を継続中と圧巻の投球を見せている。
27歳左腕は昨季、41イニング無失点を記録しており、現時点で自身2番目に長い記録。この日の試合を速報したESPNは、MLB専門シンクタンク「エリアス・スポーツ・ビュロー」のデータとして、複数シーズンで37イニング以上連続無失点を記録したのが1972年のルイス・ティアント以来、43年ぶりだったことを紹介している。
MLB公式サイトによると、1920年以降の最長記録はオーレル・ハーシュハイザーが1988年のドジャース時代に記録した59イニング。2位は同じくドジャースのドン・ドライスデールが1968年に記録した58イニング。3位はカージナルスのボブ・ギブソンが1968年に記録した47イニング。4位はカーショーとチームメートのザック・グレインキーが今季記録した45回2/3。昨季のカーショーの41イニングは8位タイで、今後、さらに記録を伸ばす可能性も出てきている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count