イチローが今季2本目の二塁打、先制のホーム踏む マ軍はサヨナラ勝ち
「1番・ライト」で先発して4打数1安打、浅い右飛でダイレクト送球も
マーリンズのイチロー外野手は2日(日本時間3日)、本拠地でのパドレス戦に「1番・ライト」で先発出場し、3試合ぶりのヒットをマークして4打数1安打1得点だった。マーリンズは5-2で勝利した。
イチローは初回、3ボール1ストライクから相手先発シールズの92マイル(約148キロ)の直球をとらえる。センターのベナブルが必死に打球を追って背走したが、グラブに当てながら捕球できず。イチローにとっては今季2本目の二塁打となった。
続くロハスもセンターへの二塁打を放ち、イチローは生還。先制点をもたらした。マーリンズはディエトリッチの犠飛も出て、初回に2点を先制した。
その後は、マーリンズのフェルナンデス、パドレスのシールズと両エースが粘りの投球を続け、無得点で試合が進んでいく。
イチローは2回2死で見逃し三振、5回1死二塁のチャンスでは一ゴロに終わった。さらに、ピッチャーがクオッケンブッシュに代わった7回は投ゴロに倒れる。
しかし、守備では5回1死三塁で相手の浅い右飛をキャッチし、本塁にダイレクトで送球。スタジアムを沸かせた。
マーリンズは9回に守護神ラモスが2ランを浴び、同点に追いつかれる。しかし、その裏にエチャバリアが3ランを放ち、5-2でサヨナラ勝ちした。
イチローは4打数1安打1得点で打率2割4分1厘となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count