「イチローが矢を放つ」 代名詞の“レーザービーム“で三塁走者釘付け
強肩で本塁生還阻止、地元メディア「これが41歳のフィールディングです!」
マーリンズのイチロー外野手は2日(日本時間3日)、本拠地でのパドレス戦に「1番・ライト」で先発出場。3試合ぶりのヒットをマークし、4打数1安打1得点だった。守備では、5回1死三塁で代名詞の“レーザービーム送球”を披露。地元メディアから称賛され、ファンを沸かせた。試合はマーリンズが5-2で勝利している。
マーリンズパークが大きく沸いた。0-2の5回。1死三塁でパドレスのベナブルが浅い右飛を放つ。三塁走者は俊足のアマリスタ。イチローはフライを掴むと、レーザービームを“発動”。送球は三塁側に少し逸れたが、捕手のマシスの胸にノーバウンドで届いた。
地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」は、レジェンドの妙技をこう伝えた。
「変化球をとらえ、ライトフライです。三塁走者はいいスピードを持っています。イチローが準備します。アマリスタがスタート。彼は挑戦しません。イチローが矢を放ちます」
そして、最後に「これが41歳のフィールディングです!」と絶叫した。