青木宣親は今季27度目マルチ、9回貴重な適時打も…延長12回サヨナラ負け
9回に守護神が同点2ラン被弾、延長12回に勝ち越しも、その裏にボーグルソンが逆転サヨナラ被弾
ジャイアンツの青木宣親外野手は3日(日本時間4日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・レフト」で先発出場し、5打数2安打1打点1得点と活躍。9回には貴重なタイムリーで追加点をもたらしたが、その裏に守護神カシーヤが同点ソロを浴びた。ジャイアンツは延長12回に1点を勝ち越したが、その裏に元阪神のボーグルソンがサヨナラ2ランを浴び、8-9で敗れた。
青木は初回、相手先発フォルテナビッチの97マイル(約156キロ)の直球を打ち、三直に倒れた。
ジャイアンツは2回に2点を先制。青木は3回の先頭で打席に立ち、初球の直球をライト線に運ぶ。二塁打でチャンスを作ると、その後、三塁まで進み、ポージーの2ランで生還した。
4回にもクロフォードの2ランで2点を追加し、6-0としたジャイアンツ。青木はこの回、2死走者なしで右飛。さらに、7回1死では三ゴロに倒れた。
ジャイアンツは1点差まで追い上げられ、6-5で9回に。ここで2死一、三塁と大きなチャンスを作り、青木に打席が回る。カウント1-1から左腕マキャラハンの直球を巧みに中前に運び、貴重な追加点をもたらして2点差とした。青木はこの回限りで交代となった。
しかし、最終回に守護神カシーヤがまさかの同点2ランを被び、試合は延長に突入。ジャイアンツは12回にポージーのタイムリーで1点を奪い、その裏は元阪神のボーグルソンが登板した。だが、先頭のピーターソンに遊撃クロフォードのエラーで出塁を許すと、続くガルシアに痛恨の逆転サヨナラ2ランを浴び、8-9で敗れた。
青木は今季27度目のマルチヒットに1打点1得点と活躍したが、勝利にはつながらず。打率は3割1分となった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count