イチロー、日米通算4181安打で歴代2位のカッブまで「10」も…マ軍惨敗
「球聖」タイ・カッブにあと10本も…
マーリンズのイチロー外野手は3日(日本時間4日)、本拠地でのメッツ戦に「2番・ライト」で先発出場し、4打数1安打1得点だった。イチローは12点ビハインドの8回にレフト前ヒットをマーク。日米通算4181安打として、メジャー歴代2位のヒット数を誇るタイ・カッブの4191安打まで「10」としたが、マーリンズは1-12と惨敗した。
イチローは初回、1死走者なしで現役2位の年長選手コロンの初球を打ち、二ゴロに倒れた。3点を追う3回は1死一塁で打席へ。1ボール2ストライクから4球目を打ち、遊飛に倒れた。さらに、0-7となった5回2死走者なしの場面では二ゴロ。42歳のコロンの前に抑え込まれる。
0-12と大差で迎えた8回、イチローは2死走者なしで打席へ。コロンからレフト前ヒットを放つ。その後、イエリッチのタイムリーで生還した。
イチローにとっては、これが日米通算4181本目(日本1278本、メジャー2903本)のヒット。「球聖」の異名を持つ歴代2位のタイ・カッブまで10本とした。カッブを抜けば、上にいるのは4256本のピート・ローズだけとなる。
しかし、反撃もこの1点に終わりマーリンズは1-12で惨敗。イチローは4打数1安打で打率2割4分1厘となった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count