青木宣親が貴重な3号ソロ 名将が提示した30本の“ノルマ”に「10%到達」!?

9回に追加点をもたらす一発、ボウチー監督はシーズン前に30本塁打に期待!?

 ジャイアンツの青木宣親外野手が4日(日本時間5日)、敵地でのブレーブス戦で今季3号のソロ本塁打を放った。ジャイアンツは終盤に逆転し、8-3で快勝して連敗を「2」でストップ。青木は5打数1安打で打率3割8厘となった。

 ジャイアンツは1点を追う8回にダフィーのタイムリーツーベースで同点に追いつくと、ペンスの3ランで勝ち越し。そして、続く9回の先頭打者として青木が打席に入った。

 中継ぎ右腕ケリーに2球で追い込まれ、1球をファウルにしてからの4球目。89マイル(約143キロ)のスライダーをフルスイングすると、打球はライナーでライトスタンドに着弾した。リードを4点に広げる貴重な一発。ジャイアンツはさらに1点を加え、8-3で快勝した。

 青木にとっては5月25日のブルワーズ戦以来となる約2か月半ぶりのホームラン。昨季、ホームランが出にくいカウフマン・スタジアムを本拠地とするロイヤルズでは1本塁打に終わったが、今季はこれで3本塁打となった。

 地元紙サンノゼ・マーキュリーは、この一発について「ノリ・アオキはライナーで今季3本目の本塁打を放った(ボウチー監督がシーズン前に冗談半分で提示したノルマ、30本の10%に到達)」と面白おかしく伝えている。

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