上原浩治が日本人2位のMLB通算85セーブ 松井秀喜氏も脱帽「仰る通りです」

「もし打たれても松井さんのせいにしようかと思ってた。抑えたんで自分のおかげ」

 また、この日はヤンキースのGM特別アドバイザーを務める松井秀喜氏が球場を訪問。TV中継での解説も務めた。

 上原は、インタビューで「マッキャンへの初球のストレートを決められるあたりは素晴らしい」と巨人時代の先輩に褒められると、「あの初球は正直あぶなかったですね」と苦笑い。さらに「本当によかったです。試合前に松井さんに会って、打たれたら何言われるか分からなかったので」と冗談交じりに続けた。

 松井氏が「言ったことないでしょ」と笑うと、上原は「もし打たれても松井さんのせいにしようかと思ってたんで。抑えたんで自分のおかげかなと思ってます」と再び笑顔。松井氏は「仰るとおりです」と話した。

 上原は今季24セーブで、防御率2.27。これがメジャー通算85セーブ目で、ドジャースなどで活躍した斎藤の84セーブを上回り、歴代単独2位に浮上した。1位はマリナーズでプレーした佐々木主浩氏の129セーブとなっている。

 レッドソックスは守護神の活躍もあり、2-1で勝利して連敗を2で止めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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