西武ドラ1高橋光がプロ初勝利 ウイニングボールは「お世話になった両親に」

2度目先発で6回途中1失点の力投

 西武のドラフト1位ルーキー高橋光成投手(18)が9日の敵地オリックス戦でプロ初勝利を手にした。

 デビュー戦では黒星を喫したが、2度目の先発登板で6回途中を1安打4奪三振5四球無失点と力投。後を受けた救援陣もリードを死守すると、8回には中村の通算16本目の満塁弾などで5得点。さらに9回にも一発攻勢で3点を加えて、9-0と完勝した。

 チームの連敗を2で止めたルーキーは試合後のヒーローインタビューで「初勝利ということですごくうれしいです。すごくありがたいことなので、またこうやって喜んでもらえるようにがんばりたいと思います」と笑みをこぼし、「前回は負けてしまったので、最少失点で抑えて勝ちにつなげようと思って思い切り投げました」と試合中の心境を振り返った。

 6回1死から岩崎、糸井と連続四球を与え降板となり、「回の途中に代わってしまったんですけど、ホントによく投げられたと思います」。記念のウイニングボールは「お世話になった両親にあげたいと思います」と話していた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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