田中将大、痛恨2被弾…6回2失点も打線の援護なく5敗目、ヤンキース3連敗
田中の本拠地連勝は4でストップ
ヤンキースの田中将大投手が9日(日本時間10日)、本拠地でのブルージェイズ戦で6回を2失点に抑えたものの打線の援護がなく5敗目(8勝)を喫した。0-2で敗れたヤンキースは3連敗となった。
ここまで7連勝と勢いに乗るブルージェイズに対し、田中は初回、先頭のトゥロウィツキーを空振り三振に仕留めたものの、続くドナルドソンに初球を捉えられ、バックスクリーン右に31号ソロを運ばれる。
2回は先頭のコラベロにレフトへヒットを浴びたが、スモークをセカンドへの併殺に打ち取ると、ゴインズを空振り三振に。3回は三者凡退に打ち取ると、その裏の攻撃でヤンキースは先頭のグレゴリアスがレフト前ヒット。送りバントで1死二塁とチャンスを作る。しかし、エルズベリー、ガードナーと凡退し、得点を奪えない。
すると4回、田中はドナルドソンを空振り三振に仕留めた直後、4番バティスタに痛恨の被弾。レフトスタンドへ26号ソロを運ばれ、2失点目を喫した。
その後、5回、6回と三者凡退で抑えたものの、ヤンキース打線は相手先発のエストラダの前に沈黙。この日が中4日の登板だった田中は援護がないまま6回でマウンドを降りた。
田中は6回80球を投げ、3安打5奪三振2失点。クオリティー・スタート(QS、6回以上を自責3以内)とゲームを作ったが、ヤンキース打線はブルージェイズの継投の前に最後まで得点できず、0-2で敗戦。田中は5敗目を喫した。
ア・リーグ東地区首位ヤンキースは2位ブルージェイズに本拠地でスイープされ、ゲーム差は1・5に。田中は7月9日のアスレチックス戦以降、本拠地で負けていなかったが、この日で連勝は4でストップ。防御率は3.79となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count